「バタフライキーボードがAppleから消える」新作13インチMacBook Proからシザー構造が採用

新たに発売される13インチMacBook Proが、5/4 Appleのwebサイトにて発表された。相変わらず魅力的な製品を世に打ち出していることは間違いない。特にキーボードの構造を、従来のバタフライ構造から、シザー構造に変更したことは明らかに改良された点である。（ただし、そのタイミングは遅かったかもしれないが、）

2015年の12インチMacBookから導入されたバタフライキーボードの構造については以下の動画で紹介されています。

youtu.be

キーを蝶の羽のように稼働する金属部品により支えることで構成されているバタフライキーボードは、その構造のシンプルさが故に、ラップトップPC自体の "薄さ" を実現することができました。デザイン性や持ち運びにおいて大きなメリットになったはずです。

メリットの裏にはもちろんデメリットもあり、ホコリ等に弱く壊れやすいなど考察についてはこれまでよく報告されているが、少なくとも、比較的最近まではそのデメリットよりもメリットのほうが上回っていると考えられてきました。実際に、2019年11月に発表された16インチMacBook Pro以前まではバタフライキーボードが抱えているデメリットは度重なる調整によりアップデートし続けれてきました。